Monday 25 April 2016

万年文化部女子のわたしがボクシングを始めた話②

この記事は万年文化部女子のわたしがボクシングを始めた話①の続きであります。
タイトルの通り、かくかくしかじかでボクシングを始めることになったわたし。昨日は四回目の練習で、今日はすっかり筋肉痛。四回目になるのにいまだに筋肉痛になってしまうのは、次の練習までに日が空いてしまうためと、普段あんまり運動をしないためだと思われます。急に体を酷使するのも良くないな、と思い始めてなわとびを始めたのですが、ダ○ソーで買ったなわとび二本のうち一本は一回まわしただけで持ち手のプラスチックが破損しました。さすが。ハズレに当たったってことにしとこう。

なぜボクシングを始めたかについては前記事の通り。ここでは、万年文化部女子がボクシングを始めたらどうなるのか、について、今の時点での報告をしたいと思う。



どうなるその1:筋肉痛になる

冒頭ですでに言っちゃったけど、翌朝には肩甲骨あたりから腰のちょっと上にかけて全体的に筋肉痛になります。腰を曲げたり、かがんだりする動作の時にスローモーションになります。ジャブやストレートを打つとき、ただ腕の力で拳を振るのではなくて、腰の回転を使って上半身を勢いよく振ることで拳を相手にぶつけるため、背中や肩の辺りの筋肉も使うことになるのです。もちろん二の腕なんかも筋肉痛。今日に限っては肘から下の前腕部も筋肉痛です。そしてひどいときはふくらはぎがやられました。これはトレーニングの中に三分間なわとびを跳び続けるっていうのがあるからです。こうなると、どういう動きをする時にどこの筋肉を使うのかってのが分かっておもしろい。練習はだいたい土日のどちらかにあるので、月曜日に出社する頃には決まって筋肉痛。隣の席のお姉さまに「今日筋肉痛なんですよ~」と言うのも四回目になります。だいたい水曜日あたりから楽になって、木曜、金曜と通常の感覚に戻っていく。今後はいちいち筋肉痛になるのを防ぐため、より入念にストレッチをしつつ、家でもなわとびやるなりなんなりして、体を慣らしてあげないと、と思ってます。


どうなるその2:筋肉がつく

ちなみにわたしのボクシングを始める前の体形について言っておくと、身長158センチ、体重39キロの貧相な痩せ型体形でありました。26歳にしてこれです。老婆になる頃にはもう骨と皮しか残ってないのでは、と自他ともに心配してしまうほどのガリガリ具合です。いわゆる太れない体質で、胃腸が弱いためにすでに三回も胃カメラの経験があります。そんなんで激しい運動して大丈夫なんか?とよく言われますが、意外と大丈夫です。むしろ、ボクシングを始めて、普段から運動するよう心掛けるようになってから、今までより食欲が出るようになって、精神的にもリフレッシュできるようになった気がします。プラス効果です。
ボクシング四回目にしてのわたしの体重は今のところ変化なく39キロのまま。ただ、二の腕に変化が見られ始めました。よくマッチョなお兄さんがここぞとばかりに肘を曲げて見せつけてくる上腕二頭筋の部分が、心なしかこんもりしてきたのであります。軽く肘を曲げてみると、以前は平地然としていたところに、工事用の砂が積まれ始めたようです。筋肉フェチでもなんでもないけど、26年間生きてきて一度たりとも凹凸のなかった二の腕に凸が表れ始めると、人間どうしてもそわそわせずにはいられません。そして不思議と、「もっと欲しい!」と思うようになってしまいました。筋肉恐ろしや。この調子で鍛えていきたいです。


どうなるその3:職場で話題になる

これは職場に限ったことではないでしょうが、見た目がガリガリで運動しそうにないタイプのわたしが「最近ボクシングはじめたんですよね~」なんて言うと、結構みなさん興味を持って話を聞いてくださる。「うそでしょ」とか「腕折れるやろ」とか言われることが多いけど「わたしもやってみた~い!」という女子が現れることもある。そういう方は次の練習にお誘いしたりしてます。そもそも、ボクシング始めたとはいえ、ボクシングジムに入会したわけではなく、ボクシング経験者の友人が定期的に開催してるボクシングの会に参加させてもらっているので、興味のある友人を連れて行ったりだとか、融通が利きます。いつもボクシングジムを二時間貸切ってトレーニングしてて、参加費は一人800円くらいです。
今日も職場のおじさまとボクシングの話になり、「確かに護身用にいいかもしれないね」とか「気に入らない人でもいるの?」とか言われたりなどしました。「いつか気に入らない人が現れた時のために鍛えてます!!!」と元気よく答えたところ、冗談のつもりだったのにポカンとされました。冗談ムズカシイ。


どうなるその4:恋人と喧嘩したときにファイティングポーズをとると彼がちょっと黙り込む

上記の通りです。



いろいろとメリットずくめですね。今のところ、筋肉痛以外にデメリットは思い浮かびません。よく、ボクシングはダイエットにいいって言われたりしてますが、実際になわとび、シャドー、バック打ち、ミット打ち、マスボクシングとやっていくと、二時間でもかなりの運動量だというのが分かります。三分動いて一分休んで、というのを繰り返すのだけど、たった三分が長い長い!三分間サンドバックを打ち続けるバック打ちが特にきつい。けれど終わる頃には不思議な爽快感が。

いつも借りるボクシングジムの方が、「楽しむことが一番だよ」とおっしゃっていて、わたしも今は超楽しんでやってるので、このまま続けばいいなあーと思っております。そんでなにより、こんな運動オンチを参加させてくれた、毎回ボクシングの会を開催してくれている友人に感謝。

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